2007-06-19 Tue 02:15
『吉村作治の早大エジプト発掘40年展』に行ってきました。
と言っても吉村作治のファンではない。タレント教授には爪の先ほどの興味もない。不思議発見でヒトシ君をボッシュートされているのしか記憶にない。 でも、すごい功績を残している人なのね。少し見直した。 吉村教授の努力と、彼の周りにいるスタッフたちが数倍の努力をはらっての結果が『セヌウのミイラ』の発見につながった。 残念ながらミイラの展示は行われていないが、棺とマスクは今回の目玉として展示されている。 青を基調としたそのマスクは思ったよりも小さく感じたが、気品あふれる位の高さを物語っていた。 ・・・かぶりたいなんて思っていませんよ。 棺は木棺で違和感を覚えるつくり。なんだろう?何に違和感があるのか考えていたら、描きこんである絵に違和感を感じていたいたのだ。 エジプトで特に誇張されて描かれている『目』が、棺の蓋に描かれているのではなく側面に描かれていた。 真実は側面から見るの? でも発掘当時のビデオを観るても、セヌウのマスクは上を向いていたぞ。 今後の考える楽しみとして、いろいろと脳内でいじり倒してみよう。 ・・・・・・棺に入ってみたいなんてこれっぽちも考えませんでしたよ。 発掘にGPSを使ったり最新鋭の機器を投入して調査を進めているのはさすがだが、遺物が発見された地図を見ると推論と検証を重ねた結果ではなく、何かがあるから掘ってみるとの印象を受けた。 今回の展示会は他の展示会と違い発掘の説明が多くありかなり楽しめたが、吉村教授の生い立ちに1ブース使うのはどうかと思う。 スポンサーサイト
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